空間づくりの常識を変える|なぜ O.D.Gは生まれたのか
私たちは、都内を中心に店舗内装・店舗デザインを手がけている
O.D.G(Overwhelming Design Group)です。
美容サロンやクリニック、飲食店、オフィスなど、
「空間が体験になる場所」を専門に、
設計から施工までをひとつのチームで対応しています。
少し珍しいのは
お客様がデザイナーを直接指名できる仕組みを持っていること。
そして、デザインと施工を分断しない体制をとっていることです。
なぜ、私たちはこの形を選んだのか。
どんな想いで空間づくりに向き合っているのか。
このページでは、
O.D.Gが生まれた背景と、
店舗内装という仕事に対する私たちの考え方を、
正直に書いていきます。
空間は「内装」ではなく「体験」である
店舗やクリニック、オフィスやサロン。
空間は、単なる内装ではありません。
そこで働く人
訪れる人
時間を過ごす人の感情や記憶に
静かに、しかし確実に影響を与え続ける存在です。
居心地の良さ。
安心感。
高揚感。
集中力。
それらはすべて、
目に見えない「空間設計」の積み重ねによって生まれます。
O.D.Gは、
店舗内装・店舗デザインの世界で
その「当たり前」を見直すために生まれた
設計施工一貫型の内装チームです。
完成した瞬間の美しさだけでなく、
その空間が使われ続ける時間までを見据える。
それが、私たちの基本姿勢です。
なぜ O.D.G は生まれたのか
世の中には、数え切れないほどの内装会社、デザイン会社があります。
選択肢が多いこと自体は、決して悪いことではありません。
ただ、実際に依頼する立場になると、
こんな声を耳にすることが少なくありません。
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担当デザイナーと感覚が合わず、理想がうまく伝わらない
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打ち合わせを重ねたはずなのに、完成した空間に違和感が残る
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納期が守られず、オープン時期がずれてしまう
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設計と施工の間に立たされ、調整に追われる
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気づけば、想定以上に費用が膨らんでいる
これらは、特別な失敗例ではありません。
業界構造の中で、当たり前のように起きてきた問題です。
O.D.G代表の小野は、
長年現場に立ち続ける中で、
その現実を何度も目の当たりにしてきました。
空間づくりが、最後までうまくいかない理由
小野はこう語ります。
「内装の現場には、まだ多くの違和感があります。
デザイン会社に頼んでも、担当者との相性が合わない。
納期が守られない。
仕上がりが雑になる。
構造が複雑な分、費用だけが膨らんでいく。
そのすべてを、現場で見てきました。」
なぜ、理想の空間づくりが途中で苦しくなってしまうのか。
なぜ、想いが最後まで届かないのか。
小野がたどり着いた答えは、
個人の能力や努力ではなく、
「仕組みそのもの」に原因があるということでした。
デザインと施工が分断されている現実
多くの店舗内装プロジェクトでは、
設計と施工が別々の会社で行われます。
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設計事務所が図面を描く
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施工会社が現場をつくる
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その間に複数の業者が入る
結果として、
責任の所在や設計意図は分散され、
「誰の判断なのか分からない状態」が生まれます。
さらに多くの場合、
お客様はデザイナーを選べません。
「誰が担当になるか分からないまま話が進む」
この構造が、
相性のズレや認識の食い違いを生み、
完成後の違和感につながっていきます。
私たちは考えました。
この常識そのものを、疑う必要があるのではないかと。
デザイナーを指名できる内装チームという発想
O.D.Gの大きな特徴のひとつが、
デザイナー指名制度です。
お客様自身が、
実績や感性、価値観を見たうえで、
担当デザイナーを選ぶことができます。
デザインは、
一人のデザイナーの思考と感性から始まる仕事です。
どんな空気をつくりたいのか。
どんな人に、どんな時間を過ごしてほしいのか。
その起点が曖昧なままでは、
空間は必ずブレます。
O.D.Gでは、
美容サロンやクリニック、飲食店、オフィスなど、
業種を問わずこの考え方を大切にしています。
実際に、
没入感のあるヘアサロン空間設計や、
プライバシーに配慮した個室、
照明計画まで含めた体験設計など、
デザイナーの思想が空間全体に反映される案件が増えています。
設計施工一貫型チームという選択
O.D.Gは、
設計から施工までをひとつのチームで担います。
図面を描く人と、
現場を動かす人が、
同じ方向を見ている。
この状態を、
私たちは「当たり前」にしたかったのです。
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設計意図が現場で途切れない
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小さな違和感を、その場で止められる
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完成後の「こんなはずじゃなかった」を防げる
設計施工一貫型であることは、
コストや納期のためだけの選択ではありません。
空間の質を守るための選択です。
この仕組みがもたらす価値
この体制によって、O.D.Gでは次のような価値が生まれています。
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デザインの意図が最後まで途切れない
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施工精度が安定し、完成度が高まる
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中間マージンを抑え、コストの透明性が高い
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スケジュールのズレが起きにくい
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お客様との信頼関係が深まる
私たちが大切にしているのは、
想いの連続性です。
空間づくりは、分業ではなく、積み重ね。
この考え方が、O.D.Gの根幹にあります。
多様な業種に共通する設計思想
O.D.Gが手がけるのは、
美容サロン、クリニック、飲食店、オフィスなど多岐にわたります。
業種は違っても、
設計の軸は変わりません。
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その空間で、誰が、どんな気持ちで過ごすのか
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安心できるのか
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前向きになれるのか
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集中できるのか
空間を「体験」として設計すること。
それが、私たちの変わらない思想です。
デザイナーという存在について
O.D.Gは、
お客様だけでなく、
デザイナーにとっても健全な環境であることを大切にしています。
店舗内装や店舗デザインの世界では、
デザイナーの存在が「会社の裏側」に隠れてしまうことも少なくありません。
誰が考え、誰が判断し、誰が責任を持っているのかが見えにくい構造は、
空間の質だけでなく、ものづくりの健全性そのものを損なうと考えています。
O.D.Gでは、
デザイナーを単なる作業者として扱いません。
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感性や思想が埋もれないこと
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名前を持ったプロフェッショナルとして向き合えること
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図面だけでなく、現場まで含めて責任を持てること
これらを前提に、
設計から施工、完成までを見届けられる体制を整えています。
空間づくりは、
マニュアルやテンプレートだけでは成立しません。
その場所に必要な「空気」や「温度感」は、
デザイナー一人ひとりの視点や経験から生まれます。
だからこそ、O.D.Gでは
チームでありながら、個の思考を尊重する設計体制を大切にしています。
この考え方は、
デザインの質を高めるだけでなく、
結果としてお客様にとっても大きな価値になります。
誰が考え、
どんな意図でその空間がつくられているのか。
それが見えることで、
空間への信頼感や納得感が生まれると、私たちは考えています。
最後に
O.D.Gは、完成された組織ではありません。
空間づくりの常識は、
時代とともに変わり続けます。
だからこそ私たちは、
問い続け、更新し続けます。
お客様にとっても。
デザイナーにとっても。
空間づくりの常識を変える。
その挑戦は、これからも続いていきます。